【必見】「良い店舗物件」はネットや街の不動産屋では見つからない!?ロードサイド店舗の探し方、プロが教えます!

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【必見】「良い店舗物件」はネットや街の不動産屋では見つからない!?ロードサイド店舗の探し方、プロが教えます!

あなたが探している「良い物件」は、なぜ見つからないのか?

多くの出店希望者の方が、ネット検索や街の不動産屋さんを回っても、理想の店舗物件、特に「ロードサイド店舗」が見つからないと感じているのではないでしょうか?先日、弊社の仲介でコンビニ跡地の居抜き物件に出店されたラーメン屋の社長さんも、「ネットでも不動産屋を回っても、こんな良い物件は見たことがない」と驚かれていました。

実は、交通量が多くて駐車場が十分に確保され、看板が目立つロードサイド店舗の情報は、ネットや一般的な不動産屋さんにはほとんど出回りません

良い物件情報は、一体どこにあるのか?

では、そんな貴重な情報はどこにあるのでしょうか?

  1. 新築ロードサイド店舗の場合 ロードサイド店舗は、土地の所有者(地主さん)に、建築会社やロードサイド店舗専門の不動産会社がテナントを紹介し、店舗を建築することで作られます。そのため、新築のロードサイド店舗情報は、建築会社か、ロードサイド店舗専門の不動産会社が持っています
  2. 居抜き物件(既存店舗)の場合 初期投資を抑えたい多くのテナントさんが探しているのが「居抜き物件」です。この居抜き物件の情報も、新築と同様に建築会社やロードサイド店舗専門の不動産会社に集まっています。 なぜなら、地主さんがテナントの退店を知ると、最初にそのテナントを紹介してくれた建築会社かロードサイド店舗専門の不動産会社に相談するからです。

なぜ、これらの情報が一般に公開されないのか?

専門の不動産会社が良質な物件情報をオープンにしないのには、3つの明確な理由があります。

  • 「両手」の手数料収入を得たいから 不動産用語でいう「両手」とは、地主さんからの仲介手数料と、テナントさんからの仲介手数料の両方を得ることです。ロードサイド店舗物件はテナントに非常に人気があるため、情報を独占することで、自らテナントを見つけて両方の手数料を得ようと考えるのです。
  • 家賃以外の条件が複雑だから 地主さんは、家賃だけでなく、業種、近隣対策、建物の改修や設備投資の負担など、様々な要素でテナントを選ぶことがあります。これらの諸条件がある中で、単に「家賃いくら」と情報を公開すると、後々トラブルになる可能性があるため、それを避けるために情報をオープンにせず、自社でテナントを探すことがあります。
  • 退店情報が秘匿されているため テナントが退店を地主さんに通知するのは、従業員やお客さんに公表する約3ヶ月前であることが一般的です。その間、地主さんからは「物件情報を秘密にしてほしい」と依頼されることがあり、情報が公開されません。

これらの理由から、ロードサイド店舗の不動産情報は、一般の不動産業者には出回らず、ネットで検索しても出てこないのです。

では、本当に良い店舗情報はどうやって見つけるのか?

良い店舗情報を「探す」ことは、実際にはほぼ不可能です。 最も効果的な方法は、あらかじめ「建築会社さん」や「ロードサイド店舗専門の不動産会社」に、自分がどのようなエリアに、どのような条件で出店したいのかを伝えておくことです。

ただし、注意点があります。建築会社は新築での出店情報を求める傾向があるため、居抜き物件での出店希望にはあまり積極的ではない可能性があります。そのため、ロードサイド店舗が専門の不動産業者に相談するのが最も良い方法と言えるでしょう。

成功の鍵は「物件」にあり!

店舗の成功は、立地や物件の良し悪しに大きく左右されます。それほど物件は重要な要素です。

繰り返しになりますが、本当に良い物件情報は、不動産屋を回っても、ネットで探しても見つかることはありません

これから店舗出店を考えている方は、ぜひこの専門家の視点を参考にしてみてください。

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